異性との会話が苦手な人にとって、異性と二人きりでデートをする時は大変緊張するものでしょう。その際、上手な会話術を身につけておけば、相手に好印象を与え、次のデートにつながる可能性が高まります。
そこで、婚活中の方が異性と二人きりになった時に、どんな会話からすればよいか、具体的な例を挙げながら解説していきます。
二人きりの会話が苦手となる原因
まず、なぜ婚活で異性と二人きりの会話が苦手なのか、その原因について考えてみましょう。
(1.) 緊張する
異性と話をすることに慣れていない人が、異性と二人きりになると、相手を意識しすぎて緊張してしまうことがあります。緊張すると頭が真っ白になり、何を話せばよいのか分からなくなることもあります。
大勢の人数でいる時は、誰かが話してくれるのを聞いていれば良いので、緊張することはありませんが、二人きりになってしまうと「自分が何かを話さないと」と思い込んでしまうことも緊張してしまう要因でしょう。
また、婚活の場合はお見合いやデートなどで二人きりになりますが、相手に好印象を与えたいという気持ちが強く働きます。そのため、二人きりになると何を話したらいいのか、どう振る舞えばいいか分からなくなり緊張してしまうのです。
(2.) 共通の話題がない
相手のことをまだよく知らない場合、共有の話題が見つからずに、会話が途切れてしまうことがあります。
会話が途切れることによって沈黙が続いてしまい、相手との間に気まずい雰囲気が生まれ、さらに緊張してしまいます。
また、話すことが苦手な人は、沈黙を埋めるために無理に話そうとしてしまい、空回りしてしまうことがあるでしょう。
(3.) 聞き上手ではない
よく「話し上手は聞き上手」とも言われますが、会話が苦手な人は相手の話を聞いているだけで、自分から積極的に質問したり、話を広げることが苦手だったりします。
相手も積極的に話す人でない場合は、どちらかが質問を投げかけてあげないと会話が弾んでいかないでしょう。
(4.) 沈黙が怖い
二人きりになると、話が途切れたときにどうしても沈黙が生まれてしまいます。沈黙が続くと、「相手が自分に興味を持っていないのではないか?」、「自分といるとつまらないと思われているのでは?」と考えてしまい、不安な気持ちが大きくなってしまいます。
二人きりの会話で沈黙してしまう時に相手はどう感じているのか?
お見合いや最初のデートでは、相手の方もあなたと同じように緊張や不安を感じている可能性が高いです。特に初対面であれば、何を話して良いのか分からずぎこちない雰囲気になってしまうでしょう。
相手の方も、あなたと同じように話しかけたいけど、緊張して何を話して良いのか分からなくなっていますので「相手に退屈に感じさせていないか」などと感じる必要はありません。
焦れば焦るほど言葉が出て来なくなってしまうので、相手も同じ気持ちだと考えて、まずはリラックスすることが大切です。
二人きりが苦手な人が、異性と会話する方法
(1.) 話題を事前に用意しておく
会話が途切れないように、事前に話題をいくつか用意しておくと安心です。ニュースや趣味、最近の出来事など、相手に興味を持ってもらえそうな話題をいくつか考えておきましょう。
自分から話す話題はオチなどを考える必要はありません。自分の身近に起こった話などで大丈夫です。仕事上の愚痴などはあまり気分が盛り上がる話では無いので避けるようにしましょう。
ちょっとした話題としては「最近行ったおすすめの飲食店」や「面白かったテレビや動画」など、自分が気になったものなどを話すとよいでしょう。
(2.) 共通の話題を見つける
共通の話題があると、会話がしやすくなります。そのため、相手と共通の話題を見つけるようにしましょう。
共通の話題を見つけるには、相手の趣味や仕事、好きな食べ物など、会話の中からヒントを探してみてください。また、出身地や出身大学など、プロフィールから推測できる共通点も探してみましょう。
具体的な例としては、以下のような会話が挙げられます。
「趣味は何かありますか?」
「お仕事はどんなことをされていますか?」
「最近、何かおいしいものを食べましたか?」
「出身地はどこですか?」
「出身大学はどこですか?」
共通の話題を見つけたら、そこから会話を広げていきましょう。例えば、趣味の話であれば、最近の趣味の出来事や、どんなことに興味を持っているのかなど、掘り下げて質問してみましょう。
(3.) 相手の話に興味を持って聞く
相手の話をしっかり聞くことで、相手に好印象を与えることができます。また、相手の話に興味を持って聞くことで、自然と会話が盛り上がりやすくなります。
話を聞く際には相槌を打ったり、質問したりすることで、相手に「話を聞いてくれている」という気持ちを伝えましょう。また、相手の話に共感したり、自分の経験談を話したりすることで、相手に「自分と同じ考え方をしている」と感じさせることができます。
具体的な例としては、以下のような会話が挙げられます。
「それはすごいですね!」
「そうなんですか?それは興味深いですね」
「それは私もそう思います」
「私も以前、同じような経験をしたことがあります」
(4.) 自分から質問する
二人きりが苦手な人は、自分から話をすることが苦手な人が多いです。自分から話をしなくても、質問をして相手に話をしてもらうことで会話を盛り上げることができます。
自分から質問することで、相手のことをより深く知ることができ、会話が広がりやすくなります。また、質問することで、相手に「自分の話を聞いてほしい」という気持ちを与えることができます。
例えば、相手が趣味で旅行をしているなら、「最近、どこに行きましたか?」「その場所で何か印象に残ったことはありますか?」などと質問してみましょう。また、相手が仕事で忙しいなら、「仕事はどんな感じでしたか?」「どんなことにやりがいを感じますか?」などと質問してみましょう。
ただし、質問ばかりしていると、相手に一方的に質問をしているように思われてしまうので、注意が必要です。相手の話をしっかり聞きながら、適度に質問するようにしましょう。
(5.)自分から話をして会話のきっかけをつくる
二人きりでの会話は誰しもが緊張するものです。自分から質問をしても、相手が緊張している場合は、なかなか会話が弾まないときもあります。
そんな時は自分から話をして、会話のきっかけをつくるようにしましょう。
例えば、「自分はよく週末に映画を見に行くことが多いのですが、○○さんは映画はお好きですか?」など、自分のことを話し手から、相手のことも聞くようにすると相手も話やすくなります。
(6.) 笑顔で明るい雰囲気を作る
笑顔で明るい雰囲気を作ることで、相手もリラックスして会話をしやすくなります。また、笑顔は相手に好印象を与えることもできます。
会話の合間に、自然な笑顔を見せるようにしましょう。また、相手の話に笑顔で相槌を打つことで、相手も笑顔になりやすくなります。
(7.) 自信を持つ
自信を持って会話をすることで、相手も話をしやすくなります。そのため、まずは自分に自信を持つことが大切です。
自信を持つためには、鏡の前で笑顔の練習をしたり、自分の好きなところを書き出したりしてみるとよいでしょう。
(8.) 注意点
・自分の意見を押し付けない
・下ネタや政治、宗教などの話題は避ける
・自分ばかり話さない
自分の意見を押し付けてしまうと、相手を不快にさせてしまう可能性があります。また、下ネタや政治、宗教などの話題は、相手を不快にさせてしまう可能性があるため、避けたほうがよいでしょう。さらに、自分ばかり話していると、相手は疲れてしまいます。相手の話にも耳を傾け、適度に会話を交わすようにしましょう。
二人きりの時の会話方法 まとめ
婚活中の方は、上記のポイントを押さえて、異性と二人きりになった時の会話術を身につけましょう。そうすることで、相手に好印象を与え、次のデートにつながる可能性が高まります。
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